仲介会社を介して賃貸物件を決めた時、「ここから先は、管理会社とのやり取りになります」と言われ、
担当会社が変更になった経験はありませんか?
同じ不動産会社なのに、どんな役割の違いがあるのか、引っ越し初心者の方にはイマイチ分かりにくいですよね。
そこで今回は、 “仲介会社”と“管理会社”の違いについてご説明しましょう。
「管理会社」と「仲介会社」の業務の違いとは
「管理会社」は、入居者への対応や家賃の集金、建物管理などを行う不動産会社で、
オーナーに代わって管理に関するサポートを行います。
オーナーとの契約内容によって対応業務が異なり、入居募集を行っている場合もあります。
「仲介会社」は、入居者の募集や、賃貸借契約の手続きなどをメインに行う不動産会社のことを指します。
物件を紹介する際の「仲介手数料」が仲介会社の収入となります。
しかし、不動産会社ごとに対応業務が明確に限定されているわけでもありません。
ある不動産会社が物件Aの「管理会社」であり、物件Bの「仲介会社」でもあるということはよくあります。
不動産会社は得意分野やオーナーとの関係性によって、さまざまな業務を行っています。
賃貸契約の際に途中で担当会社が変わるというのは、不動産会社の対応業務の違いによるものなのです。
物件を探す際には、物件情報に掲載されている「取引態様」も確認してみてください。